ご参拝のご案内
「2024年」星祭のご案内を謹送申し上げます。
家内安全などご信心の皆様に取りまして良い年になりますことを
心よりご祈念申し上げます。
なお、郵送での御祈願をご希望の方は、例年通り引き続き承ります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
令和5年12月吉日
開創天平元年(奈良時代)
祈願と供養の霊場
法音寺大日堂
住職 藍川 全浄
TEL 0254-22-5239
FAX 0254-22-1873
携帯電話 090-3083-0710
Eメール info@houonji-dainichidou.jp
法音寺大日堂ホームページ
【不満を募らせるとき】 高橋佳氏(新・祈りのみち)より
「・・・・・してもらえて当然なのに」
「・・・・・出あって当然なのに」
という思い・前提にあって
「わかってくれない」
「認めてもられない」
「任せてもられない」
「受け入れてくれない」
「信じてもられえな」
「ない」「くれない」「もらえない」ー
そう思えろとき(少なくともあなたにはそう見えるのです)
「おかしい」「変だ」「冗談じゃない」「我慢できない」
あなたの中で不満がくすぶり始めます。
自分の意見や欲求が受け入れられて当然なのに、拒まれていると感じるとき、
それを防止しているものに向かって不満が一斉に吹き出します。
私たちの生活には、何と多くの不満がくすぶっていることでしょう。
家族に対する不満、職場での不満、社会に対する不満、自分に対する不満、自分の運命に対する不満・・・。
不満がくすぶりだすと、あなたの心にはいろいろな想いがあらわれてくるのではないでしょうか。
怒り、謗り、妬み、恨み、僻み
傲慢、欺瞞、疑念、愚痴、怠惰
これら、ことごとくに姿を変えて暴れ出す。
そして、こうした感情に姿を変えると、不満は力を得て、ますます大きな反感を生んでゆくのです。
不満を生じたとき、心すべきは、呑まれないこと。その感情に支配されて、自分を見失わないこと。
その不満を無軌道に外に出さないことです。はけ口を求めて無軌道に走り出そうとする不満の力を調御することです。
そして、人が集まるところに必ず不満があり、何かを為せば不満は生じることを、いつも忘れないでください。
不満は、期待と成果、欲求と現実の天秤のバランスが崩れたときに生まれます。
期待の大きさに現実が見合わないとき、そうあるべきと思う状態にまで現実が追いついていないとき、不満は生じます。
ですから、もう一度見直してみましょう。
高すぎる理想を抱いてはいないか
叶えられて当然というのは、本当なのかー。
あなたはすでに多くを与えられていないでしょうか。
あなたが相手に反感を抱くのは、妥当なのでしょうか。
さあ、大地に呼吸を合わせて息を整えてください。
そして、天を仰ぎ見るのです。
どこまでも広く、私たちすべてを包み込んでいる天に向かって心の中であなたの不満を叫んでみることです。
思いのたけをすべて吐き出すのです。
あなたを支え、あなたを包んでいる天地が必ず受け止めてくれます。
そして、あなたの本心に問いかけてみてください。
不満を引き起こす事態を何とかしたいのか。それとも、不満の感情を爆発させたいのか、と。
不満に捕えられると、私たちはどうしてもそれを晴らしたくなってしまいます。
そして、新たな混乱の連鎖を生じさせてしまいます。
それが人間の業であることを忘れないでください。
「今ここに」あなたはかけがえのない時を刻んでいます。
事態はあなたを待っていたのかも知れません。
この事態に対して「自分に今、何ができるだろう」と考えてみてください。
祈り
わたくしは
本当に果たしたい願を思い出します。
そのために
無理を欲する心を戒めます。
あるがままに見ようとしない心を戒めます。
悪を外に見る心を戒めます。
わたくしが
今
見なければならないこと
知らなけれなならないこと
為さなければならないことを
自らを正しく受け止めることができるように導いてください。
合掌
真言宗醍醐派、法音寺大日堂は新潟県新発田市にあります。
各種ご祈願、お祓い、水子供養などを行っております。
また、霊園『光跡霊園』の販売も行っております。
永代供養につきましてもお気軽にお問い合わせください。