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ご参拝のご案内

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「2023年」星祭のご案内を謹送申し上げます。

家内安全などご信心の皆様に取りまして良い年になりますことを

​心よりご祈念申し上げます。

 

​現在メールでのお問い合わせは受け付けていませんのでお電話でのお問い合わせをお願い致します。

※コロナ禍の中でございますので、来寺される方々の本堂での御祈願は、「ご家族だけ」または「ご友人同士」等で承りたいと考えております。

なお、郵送での御祈願をご希望の方は、例年通り引き続き承ります。

​どうぞ、宜しくお願いいたします。

令和4年12月吉日

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開創天平元年(奈良時代)

祈願と供養の霊場

 法音寺大日堂

住職 藍川 全浄

TEL 0254-22-5239

FAX 0254-22-1873

​携帯電話 090-3083-0710

Eメール info@houonji-dainichidou.jp

​法音寺大日堂ホームページ

https://www.houonji-dainichidou.jp

不安と恐怖を抱くとき

心の奥で、助けや救いを待ち望んでいることがあります。

落ち着かない。胸騒ぎがする。胸がしめつけられている。

息苦しい。激しい動悸。

他人の目が気になっている。重圧感。何となく嫌。嫌悪感。人と会いたくない。イライラする。

​物を乱暴に扱っている。怒りっぽい。悲観的。投げやり。

​人が信じられなくなっている。疑い深くなっている。

​人のことを悪く言いたくなっている。

それは、何かを埋め合わせるためのあらわれではないでしょうか。

自分でもよくわからずに、こんな症状に見舞われているとき、あなたは不安と恐れの気分の中に捕らえられているはずです。

一つのことに対する不安であっても、その気分は一日を支配します。集中力を萎えさせ、いやな気分を引きずらせるのです。

「ああなったら・・・」「こうなったら・・・」「これは大丈夫だろうか」

​心配が心配を呼び、頭の中がパニックにおちいりそうになります。

この不安や恐れの否定的な魔力に捕らえられてしまうと、心は正気を失い、現実に取り組むことよりも不安な想念との闘いに、「思いわずらうこと」に、心のエネルギーの大半を費やしてしまうからです。

​そしてそのとき、いつの間にかあなたは現実に背を向けてしまっているのではないでしょうか。

人間は考えることができます。過去を思い、未来を思うことができる力を与えられています。

それが想像力や洞察力につながります。

しかし、その同じ力が私たちに不安・心配・怯え・恐怖をもたらしています。

過去へのこだわりと未来への危惧となるのです。

​ですから、どんな人にでも不安は胚胎するということです。どんな人もそれと向かい合っているのです。

そのことを念じて、まず、不安と恐れの迷路を断つことに集中しましょう。

​想念の空回りではなく、「現在(いま)」を生きることに戻ってくること。「現在(いま)」にしっかり立つこと。過去にとらわれず、未来を思いわずらうことなく、具体的に現実的に取り組むのです。

胸に手を当ててください。

ドキドキと脈打っている心臓。それが「現在(いま)」。

空を見上げてください。

とどまらずに流れる雲。それが「現在(いま)」。

今、生きているということ。

​今できること、今なすべきことに心を尽くすこと。

目的を思い出すこと。

何を一番大切にしたいのか。

頭の中にとどめずに実際に紙の上に書き出してみましょう。

そして

背負うべき不安は、恐れてばかりいないで背負ってみるべきです。不安や恐れの中に飛び込むなら、そこには、ただ、「生きる」ことがある。

​不安を正直に背負って、その重みゆえに、大切なものを一瞬一瞬選び取るのです。

不安があるということは、大切にしたいものがあるということ。

不安を感じたら、それを一層確かめること。

「不安」は頭の中にあり「不安」という現実はない。

あるのは生きる現場。

あるときは、待つこと。

あるときは、退くこと。

あるときは、突入し関わっていくこと。

ただ心を尽くして生きるだけ。

​今日の命は今日のもの。

このことを念じて、勇気を出して不安と向かい合ってください。

あなたが想像で恐れていたよりも、ずっと小さな事態かもしれず、あなたが考えていたよりも、厳しい事態かもしれない。

いずれにしても

​空想の不安のとりこになるよりも実り多き「時」なのです。

◆神仏への祈り

わたくしに

光を与えてください。

勇気を与えてください。

力を与えてください。

あるがままの現実を見たいのです。

​あるがままの事態を受けとめたいのです。

はだかで生まれ

はだかで歩き

はだかで暮らし

はだかで還る

​人生の道を、いつも、はだかになって歩くことを思い出させてください。

ますます大切なものがはっきりするように

ますますわたくしの魂がたくましくなるように

​どんなときも導いてください。

合掌

高橋佳子先生著書「新・祈りのみち」より・・心の流れについて

真言宗醍醐派、法音寺大日堂は新潟県新発田市にあります。

各種ご祈願、お祓い、水子供養などを行っております。

また、霊園『光跡霊園』の販売も行っております。

​永代供養につきましてもお気軽にお問い合わせください。

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